さて、今回は「前作をプレイしたプレイヤーがニヤリとする点」について。
前作プレイ済みのプレイヤーなら紅い蝶の随所に散らばる要素に思わず「ニヤリ」と
してしまった部分があるのではないでしょうか。
この零〜紅い蝶〜は前作とは接点がなさそうですが、実を言うとおもいきりあるのです。
プレイ中も「あれ?この人…どっかで…」と思ったのですが、前作を起動させ確認をしたところ
どんぴしゃりでした。
宗方君……こんなところで発見☆
宗方って誰だっけ!!?という、うっかり八兵衛な御方にご説明をすると、
「紅い蝶」では民俗学者である真壁氏が皆神村を訪れた時に同行していた弟子が
宗方 良蔵、その人であります。
宗方君は、立花家の双子の片割れ『睦月』と幼馴染の関係にあり、連絡が途絶えてしまった
幼馴染を心配して師に同行してきたわけです。結局は師である真壁氏が危険を察知し、
なかば強引に帰されてしまう宗方君。
さて、この方いがいに外野扱いの気がしますが、非常にネックな人物なのです!
気づいた方は、たぶんこうおもったはずです。
宗方君、若っいなぁ〜☆(微笑ましいマナコ)
そう、真壁先生の弟子である宗方良蔵氏は前作の零で、やはり「民俗学者」として
登場しています。さらにいうならば先生同様好奇心と興味が禍に転じて、ろくな死に方を
先生同様してない御方です(ズバズバ言っちゃった☆)
前作零での宗方君はおっさんです☆愛すべきおっさんとして登場してます(笑)
しかも、宗方君は結婚しています。奥さんの名前は
「宗方 八重」。
はい!!!はい!!!!はい!!!
紅い蝶で頻繁にその名がでてきてはいなかったでしょうか!?
そう、皆神村で最も権力をもつ黒澤家に双子として生まれ、「紅贄」の儀式が行われる前に
皆神村から逃げ出した双子の片割れの名前が八重。
逃げ出した八重の行方は、日記などを見ると窺えるのですが、セカンドプレイ時に『メモ』を見ると、
八重のその後が詳しく書かれています。
村を逃げだし、幸せになっているならいざ知らず、零をプレイしたプレイヤーなら
その末路はご存知のはず。
紗重が浮かばれません……(涙)
さらにその経路図をたどっていくと、
零の主人公である雛咲深紅にたどり着くわけです。
八重は深紅にとって「ひいおばあちゃん」にあたるわけです。
深紅や真冬のもっていた霊力は先祖譲りというところでしょうか。
こんなところでつながっているとは、零の世界観は興味がつきません!!
(2004・1・28)
→こんなつながりがっ!!!