『 SHSMプレイ記:もっさいハリーが今日もゆく 』

そんなわけで、今日はコタツに入り黙々と画像にもあるサイレントヒルをプレイしてました!!

いやぁ〜ここはやっぱサイレントヒルシリーズをいろいろとプレイしている身としては気になる
1本でして、去年買っておいて積んであったのです。

さて、このシャッターズメモリーズ。

新品なのにだいぶお値段が下がっていたり、レビューを見る限りだと、どうもいまいちな出来とか。

しかしながら、それはあくまでも客観的評価。自分でプレイせにゃわからんと買ってみたわけですが、

従来のサイレントヒルを想像してプレイすると、ちょっと違うかなといった感じです。

サイレントヒルは錆と血とノイズとグロさが入り混じったオカルトな印象が強いのですが、

シャッターズメモリーズ(以下SM略)は【 逃走 】といった感じです。

シリーズでは主人公は皆、手に武器をとり、襲いかかるグロいクリーチャーどもを倒しながら
物語を進めていくのですが、SMでは


「 パパに倒すのは無理だから逃げてっ…!! 」(byシェリル) 


としょっぱなに娘からパパ(主人公)に逃げよとのお達しが(笑)

シリーズでは大小様々なクリーチャーが行く手を阻みますが、SMでは実にシンプル


ちょっとバイオのリッカーに似たような外見ののっぺりな肌色生物が
奇声をあげて脱兎のごとく追いかけて抱きついてきます。
(ホールドミーハリー!!!)


で、裏の世界に入ると出現するその方々を振り切って、表の世界まで脱出するわけです。

従来のアクション的な要素ががっつりとここで削られているので、サイレントヒルとしての評価が
ここでわかれると思うのですが、違った意味でしっかりサイレントヒルしてるかと思います。

と、一旦前置きをしておいたところで、プレイした感想。


『 1999年に発売された、あの「SILENT HILL」のテーマを基に、ストーリーを再構築した
 「リ・イマジネーション作品」。「行方不明になってしまった娘を探す父親」というストーリーの
 コアの部分はそのままに、異世界で起こる様々な出来事を、オリジナル作品とは異なる観点で
 描くホラーアドベンチャー。
 』


ということなのですが、ハリーの外見をもっさいオヤジにしたのは何故か(笑)

いやいやいや、初代とは別物だとわかっているのですが、ハリーというともっとこう若くてピチピチで、
けっこうスレンダーな感じだったのに、SMのハリーは


どこからどうみても、もっさいもっさすぎる(ええええ!?)


しかもコスプレホテルっぽいところに飾ってあったハレンチ万歳な絵画をみて
Nice(いいね)とかハリーがコメントするのをみて

おい、おっさん!(笑)
と思ってしまいました(うふふふ〜)

しかもシビルリサまでもが、アジアンテイストに。

えええええ!!??シビルとリサって綺麗なお姉さんだったのに!!

別物だけど、初代の人物たちと同じ名前なものだから、いささか衝撃。


あと、このゲームは普通に進めてしまうと味気ないものになってしまう可能性大なんじゃなかろうかと。


いえ、例えば、建物に貼ってあるポスターとか壁にかかれている文字とか、そういったものって
普通にスルーされがちなのですが、ズームとかでみてみるといろいろと面白い発見があったりするのです。

今回のシステムとして、ハリーが持っている携帯電話を駆使することになるのですが、
そういった壁やポスターや看板などにかかれている電話番号に

自分から番号押して電話することができるのです。

あ、もちろんつながっても会話らしい会話はないのですが、とにかく見つけた番号らしい番号には、


全てつながります(笑)


で、私は電話をかけるのが面白くて、ついついウェイトレス大量募集とかというチラシにのってた
電話番号に電話をかけてみたりしてます。いやぁ〜本当、物語にはちっとも関係ないのですが、


この無駄なつくりこみに好感が(笑)


下手したら知らずに通り過ぎるようなところにまで番号があるものですから。

あ、物語にちっとも関係ないとか書いちゃいましたが、中にはこの電話をかけることによって
謎解きのヒントを得たり、先に進めるようになる箇所も多々あります。

あと今回、サイレントヒルの街には「思い出の品」というものが、いろんなところにあって、
それを収集するのもひとつの楽しみ。


物語の進行にはちっとも関係がないですが(これもかい!)


しかもその思い出の品のあるところが、棚の中とかならわかるのですが、ファーストフード店の
冷凍庫の中にプラスチックの女性(ほぼ裸体)フィギアとかあった時には


誰の思い出だよ、これは(吐血)


と激しくツッコミをいれちゃいましたよ。

いれるなよ、冷凍庫の中に。入れろよ、(憤るところはそこ!?)

他にも高校に侵入した時に、化学室でカエルの解剖体が。

しかもわざわざチャック付で、ハリーがチャックをあけて解剖すると、

カエルの臓腑と一緒に指輪を発見☆

わ〜〜☆うふふふ〜☆あははは〜☆


っていうか、カエルの腹の中に指輪入れるなよ(笑)


他にも、そんなものをコレクションしてどうするんだ、ハリー!!!と思う品々。

壊れた懐中電灯は燃えないゴミの日に捨てて、ハリーっ!!(思い出の品がぁぁぁぁ!!)

こういったこまごまとしたところや、意味不明な謎解きが面白いです(笑)

(2011/1/12:キノコな生活より再録)


ツッコミどころ満載です!