《 強い漢(おとこ)になる決心をしたものの……? 》
仕立て屋にいっては、大量に服を買い込む主人公。
でも職業、浪人(笑)
手持ちのお金で千両箱できるんじゃないかと思う今日この頃の剣豪3でございます。
さて、回想プレイ記ということで、書いているわけですが、なにせ3歩歩くと物忘れをする
管理人なもので(己はニワトリか)何かと危うくなっております(がび〜ん)
意味不明にかゆ、うまとか書き出さないうちに(元ネタ:バイオ)イってみようと思います。
前回までは楽しいくらいに坂本さんに頭かち割られていた主人公のお話。
その時主人公は誓ったのです。
全国行脚し、きっと強くなって帰ってくるぜよ。
強い男になろうと心に誓い、あの輝く星に誓い江戸を後にしました。
そう、強い男として!坂本さんと並び立つのに恥ずかしくないくらいに強くなって!!
これは後日談ですが、そうして全国を巡り、腕を磨き、数々の技を習得し、剣豪たちとの戦いに
勝ち抜き、再び江戸の地を踏み、はやる胸をおさえながらも道場に行った主人公を出迎えたのは
見知らぬ男でございました(何事)
「こちらで師範代をしていた坂本さんは故郷の土佐に戻られました」
なんですとぉ!!???
そのとき奏でられた哀しみのセレナーデを誰かに聞かせたい。
思わずその話をされて、土佐まで坂本さんを追いかけて三千里しちゃった主人公の
あまじょっぱさを誰かに聞かせたい(涙)
もちろん土佐に行ったところで坂本さんには会えません。
ここでの教訓。
標的のキャラがでてきた場合、ある程度の約束をとりつけるまでその地を離れるなかれ。
実はこれはシナリオを発生させるための鉄則でございます。
なにせこの剣豪3。一度イベントのフラグをたててしまうと、ある程度の日数を経ると
自然消滅してしまうものが多々あるわけです。
また、その土地にいる間は、いくら日数がたっても保留されるフラグが、その土地を離れた途端に
なくなってしまうことも。
そんなことになろうとは、その時主人公は露も知らずに旅立っていったことをあげておきたい。
泣ける。
そして強き剣豪になることを誓い、旅立った主人公を待ち受けていたのは《上野》でたちあがる
シナリオ『一刀斎の後継者編』でございます。
上野の路上で天下無双の旗を掲げた浪人がいるという情報を、道中立ち寄る休憩処の親爺に聞き、
いざ上野へ。なんと上野に入るなりイベント開始である。主人公を出迎えるは、よっぽど
主人公よりも浪人っぽい浪人である。
それ以前に30両あたりの特注服を着ている主人公がそもそもおかしい(笑)
さてその浪人、どうやら路上で武者修行者の挑戦を待ってるご様子。
……が、何やらお役人さんに、「やるならもっと派手にやらんと誰もこないぞ」らしき忠告を
されているあたり、ダメダメ万歳である(がび〜ん)
それでもその浪人「来るときは来るもんだよ」〜くらいの勢いで何やらマイペース。
そんな浪人いっちょうに興味をそそられ、その浪人を後日訪ねてみると
何やら満身創痍の先客約1名ぽっきり☆
足腰たたなくなっているのに、何やら感極まっている(がび〜ん)
思わずそんな先客をじっくりウォッチングしてしまう主人公。
そしたら案の定、「何を見ている」とか言われちゃいました。
いや、見るだろ。だって見ろと言わんばかりではないか!!(逆ギレ)
妙に偉そうな先客はどうやら、その浪人との一戦後で完膚なきまでにやられたらしいことが判明☆
何やら、タダものではないという伏線をはりまくりである。
やられたわりにはこのうえなく嬉しそうな先客は一人自分の中で盛り上がってしまっていて
手がつけられない。(がぽ〜ん)
この人たちに関わっていいものかと、いちまつの不安が……(吐血)
おっかさん、都会は怖いところです(がたがたががた)
しかもその浪人をわざわざ探してまで追いかけてきたというんだから、その彼のガッツと情熱の
眩しさに、思わず何やら口の端のほうからこぼれおちる砂を感じつつ主人公退場☆
俺、帰ります……(遠い目)
頑張れ、主人公。
というわけでその後、こりずに浪人を訪ねていくと、ついに手合わせすることに!!
ゲームを始めてから、初めてのイベントらしいイベントに胸は高鳴るばかりであります!!
そしていざ対峙したはいいのですが、主人公、動けずじまい。
おっかさん……あたい、誰かに足つかまれているよ………(違)
つまり言うところ相手の隙がない。
身動きが取れない主人公はついに浪人こと一刀斎と刀をかわさずして、降参することに。
こういう潔いところがまた主人公の良いところかと。
ま
たその潔さが何やら相手にも気に入られ、近いうちに違う土地へと移動することを
告げられるのです。その気があるのなら明朝にこいと言い残し、去る一刀斎。
強い剣豪になると誓った主人公は、そうして一刀斎の弟子となり旅立つこととなるのです。
(2004・12・10)
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